世界を巡ったウミガメ博士 亀崎直樹先生

亀崎先生よりメッセージ

おしゃべりZoologyは、科学の本当の面白さを知ることが出来る講座です。

どうして勉強するのか?なぜ勉強するのか?
この答えが「良い大学に入るから」であったり「医者になりたいから」だったりしませんか?
目標が小さいと、子供は勉強に疑問をもったり、飽きがきます。
人類が勉強してきたのは、自然現象を理解するためなのです。
すべての発見は自然現象に存在します。
ところが、近年の子供は多様な自然環境に触れることはできません。
これはある意味勉強の妨げになったりします。
おしゃべりZoologyは小学校低学年の子供に、この世に存在する様々な自然現象を伝え、そこに内在する意味であり論理を、なんとなく伝えようとするものです。
完全に理解し、記憶することは無理でも、将来、学校や塾で学んだときにその意味やそこから発展することを頭に思い浮かべることができるのです。
日本の教育は高度だと信じています。しかし、大学への進学率や博士号の取得者の数は先進国の中では大きく遅れをとっています。しかも、教育現場では英語の勉強に大きく時間を割かれます。
おしゃべりZoologyは日本の幼児教育を、より意味のある教育にしたいと考えています。

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主 宰

【講師・教材監修】
現岡山理科大教授 亀崎直樹博士

国際ウミガメ学会(前)理事、NPO法人日本ウミガメ協議会前会長、東京大学客員教授、

神戸市立須磨海浜水族園学術研究統括・園長などを歴任し、

現在、岡山理科大学地球生物学部教授である亀崎直樹博士がテキストを作成しています。

ウミガメを専門としていますが、最近では淡水ガメやスナメリなども研究しています。

1956年 愛知県豊橋市生まれ 大阪府堺市、大分市、大阪府枚方市などを点々とする
1979年 鹿児島大学水産学部卒業後名古屋鉄道に入社し、水族館の運営に関わり南知多ビーチランドで飼育員を務めた。 名鉄を退職後、八重山海中公園研究所に赴任。研究所を退職し京都大学大学院入学
1990年 NPO法人 日本ウミガメ協議会設立
1998年 京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程後期修了
2002年 東京大学大学院農学生命科学研究科客員教授
2010年 神戸市立須磨海浜水族園園長に就任
2014年 岡山理科大学生物地球学部教授に就任。 それに伴い神戸市立須磨海浜水族園園長を退任し、同園学術研究総括に就任。
2018年 国際ウミガメ学会特別功労賞受賞。

亀崎先生の 🌎 世界を旅する調査のひとコマ 🗺

  イリアンジャヤの子供たちと。

ジャワ海の旅をすると、水は貴重だ。そのため飲み水は「ヤシの実」にたよる。この上なくおいしい。

 

セガマ 

船が着くと島民がみんな集まる。そのあと、あれくれ、これくれ、が始まる。それがすんだらようやく調査ができる。

マラッカ海峡は危険だ。海賊が出没するらしい。そんな時雇うのがガードマン。と、いっても軍人。自動小銃を持っている。

夏季合宿(現在休止中)

おしゃべりZoology夏休みの間、徳島県日和佐にて亀崎博士による講義とフィールドワークの夏季合宿を実施しています。
自然と人間との共生が体験でき、大きな「気づき」と「何故?」という好奇心・学びの喜びを体感して頂けます。